手作りの美味しさ、レーズン入りミニ食パン |

暑い夏の間お休みしていたパン作り。最近の涼しさと、久しぶりに焼きたてパンを食べたいという思いから、今日はパンを焼きました。
パン作りの醍醐味は、何と言っても焼き立てのパンを味わえること。でも、捏ねているときから香ってくるイーストの発酵臭、刻々と変化する手に伝わる生地の弾力、次第に滑らかになる生地の表面。五感を楽しませてくれるそんな過程も楽しく、ついつい夢中になってしまいます。
今日は、シンプルな生地にレーズンを練りこんだミニ食パン作り。仕込み水としてミルクティーを使い、上品な風味を出しています。バターも少し混ぜて風味付け。表面に卵液を塗って焼いたら、つやつやとした食パンの出来上がり。

焼成しているときから香ばしい香りがそこここに立ち込め、食欲を刺激します。荒熱をとってから頬張るパンの香ばしさ、もちっとした食感の楽しさは、贅を尽くしたお料理よりも嬉しいものかもしれません。
スライスして、豆乳スープといっしょに頂きました。人参、むかごが入った、タマネギの甘さが存分に引き出されたスープです。炒めるのに使ったオリーブオイルの風味、下味として入っているブイヨンもしっかりと口の中で主張する一品です。